明治から昭和初期にかけて、日本国内で生産が広まったガラス製品。西洋のデザインを模倣した製品や、その途中でオリジナリティが加えられたもの、また、日本古来の文様と融合したデザインなど、バラエティ豊かなガラスが作られていました。同じ形であっても色や模様のバリエーションが多様で、様々な表情を見せています。本書ではそうした「和のガラス」を美しいビジュアルで展開し、紹介します。ガラスの持つ透明感や軽やかさの伝わる写真を数多く掲載。細部へのクローズアップや、別角度からも見つめることで、さらに作品の奥深さを味わうことができます。 制作/株式会社フィグインク