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創業以来欠かさず参加の酉の市の混雑回避の方法とは?

2018年12月12日
コラム
和明若狭

スタジオダンクグループでは、オフィスが台東区にあるということもあり、毎年「酉の市」に訪れています。江戸後期から続くイベントで、主に関東地方を中心とした行事のようです。どうりで西方には馴染みのないようで、むしろ“えべっさん”がないことを驚かれたことがあります。

昨年の熊手

昨年の熊手はこんな感じでした。酉の市に持っていって奉納するのですが、奉納場所の近くにゴミ収集車がいたことは忘れることにします。

酉の市の混雑回避のテクニック(スタジオダンク調べ)

酉の市の混雑回避のテクニック(スタジオダンク調べ)

11月中の「酉」の日のみ行われる行事ですので、大変混雑します。商売繁盛を祈願するものですから、我々のように会社単位で参加されることもあり、平日の夕方でも大賑わいです(逆に休日の様子を知りません)。

毎年訪れていることもあり、スタジオダンク的にも混雑回避の方法がメソッド化してきておりますので、ここでご紹介したいと思います。もちろん、あの手この手あるわけでもないですし、実際たいして回避できておりませんのであしからず。

弊社は浅草の近くと言っても、実際は蔵前よりでして、酉の市の会場となる鷲神社は三ノ輪よりなので、実のところちょっと遠いです。歩いていくとそれなりの距離なので、社員は4人パーティーとなってタクシーで向かいます。

しかし、会場付近は大変混雑しており、交通規制もかかっていますので、真正面につけて降車できるわけではありません。

そこで降車位置としているのが、正面入口を通り過ぎて、一時停止が許された三ノ輪側のゾーンにて降りることとしています。

正面の入口には左右(南北?)から二つの行列ができており、浅草から歩いて来られる方のほうが多いため、三ノ輪側から並んだほうが列は短いのです(たぶん)。

それから時間ですが、少し前までは18時前後を目指して行っていましたが、ここ近年は17時過ぎには向かうようにしています。そのおかげか、以前よりは並ぶ時間が短くなったような気がしています。

このようにして、30分も並ばすに入口はくぐれます。ここから先、また同じくらい時間がかかるのですが……。

ただし、中に入ってしまうと華やかな熊手が左右に並び、渋滞していても飽きがきません。

購入者の名前が飾ってあったり、浅草近辺の会社や店舗の名前の入った提灯を見つけたりして楽しむことができます。

創業以来欠かさず参加の酉の市の混雑回避の方法とは?

厳密に何列と決まっているわけではないので、ぐいぐい進むこともできるのでしょうが、中に入ったら順次鳥居をくぐって大人しく順番がくるまでゆっくり進むのが弊社の流儀です。

お参りが終わった社員たちは、いつも決まった熊手問屋さんの前で集合します。私が入社したときから変わらず同じところで熊手を購入しています。

こちらの魅力は何と言っても威勢のいい「手締め」。ひいき目が入っているかもしれませんが、どの問屋さんよりも威勢よく盛り上げてくれます!

こちらで熊手を購入して手締めでしめたところで、全社員決まった中華屋さんに移動して懇親会を行います。酉の市の後がなぜ中華なのか……。前から不思議でしたが、この時期スタッフ全員が入れるお店がなかなか見つけられないこともあり、また、重ねてきたルーティンを変えるのも臆してしまうもので、毎年変わらず同じお店にしているようです(今年は予約できずに違うお店でしたが)。

ちなみに、個人的にはお祭りの雰囲気が大好きなので、皆とは一緒に帰らずに出店屋台をパトロールしてから帰ることにしています。

屋台メニューにも流行廃りがあるのか、B級路線のものや真新しいものも林立しています。定番のじゃがバターも、自由にトッピングできるようで、コーンとめんたいマヨでいただきました。

和明若狭
スタジオポルト所属 ボーダー柄の日はテンションが高い。得意なジャンルはもう10年模索し続けている。